いまやPC、スマートフォン、IoT機器などの様々な通信機器がつながる時代となり、企業活動においても社内外へのデータ連携に注目が集まっている上に、SPAのようなより優れたUXを提供する目的からもAPI主導の開発に対する需要が高まっています。こうした背景からAPIマネジメント市場は2030年までに、年平均21.2%の成長が見込まれています。

APIマネジメントの重要性は高まる一方、日本語で発信される情報が少なさやコミュニティ活動が活発ではないことから、日本ではこの分野におけるナレッジ共有や蓄積が不十分です。また、世界で最も使われているOSS APIプラットフォームである「Kong」の認知度も高いとは言えません。世界でのKong OSSプロジェクトの活動は非常に活発で、16万人のコミュニティメンバーが活躍しており、世界44ヶ国/79のグループでミートアップが開催されています。

このような背景から、日本におけるAPIマネジメントプラットフォームの普及に向けて、OSSであるKongゲートウェイを中心に活動するKong Community, Japanを設立いたしました。新機能の検証や実践事例をミートアップやブログ投稿での発信を行なっています。